ビットコインのメリット・デメリットとは?初心者向けにわかりやすく解説

ビットコインのメリット・デメリットとは?初心者向けにわかりやすく解説

ビットコインジャパン™(Bitcoin Japan™)
ビットコインジャパン™(Bitcoin Japan™)
20 分で読めます

ビットコインのメリットとしては、金融機関を介さずに取引できることや、希少性が高く資産運用の選択肢となる点などが挙げられます。

その一方で、ボラティリティが大きい、またハッキングや詐欺の被害に遭う可能性があるなど、無視できないデメリットがあることも事実です。ビットコインを購入する際は、こうしたメリット・デメリットを把握することが大切です。 

そこで本記事では、ビットコインのメリット・デメリットを、詳細に深掘りしていきます。 

ビットコインのメリット 

世界初の暗号資産であるビットコインには、従来の通貨やほかの電子マネーにはない、数々のメリットがあります。各メリットの詳細を順に解説します。 

ビットコインのメリット 

  • 金融機関を介さずに直接送金できる

  • 海外送金の手間や手数料を抑えやすい

  • 24時間365日取引・送金できる

  • 世界中で使える可能性がある

  • 資産分散の選択肢としても使える

  • 少額から投資を始めやすい

  • ブロックチェーンにより透明性が高い

  • 発行上限があり希少性を期待しやすい 

金融機関を介さずに直接送金できる 

金融機関の営業時間や手続きといった制約を受けずに、個人間で自由に取引できる点が、ビットコインの大きなメリットの一つです。 

従来の通貨を誰かに送金する場合は、銀行をはじめとする金融機関を介する必要があります。一方で、ビットコインは特定の金融機関が発行・管理する通貨ではなく、「ブロックチェーン」という技術によって、世界中のユーザーのあいだで取引が記録されます。そのため、金融機関を介さずに、個人から個人へ直接送金することが可能です。

海外送金の手間や手数料を抑えやすい 

金融機関を仲介しないため、ビットコインはATMやネットバンキングでの手続きなしで海外へ送金できます。 

また、ネットワーク手数料は発生するものの、金融機関を利用する海外送金と比べて、手数料を抑えられる場合があります。取引所を介して海外送金する場合も、状況次第ではありますが、金融機関でかかる手数料よりも安い傾向にあります。送金手数料が無料となる場合もあります。 

海外へ送金する機会が多いのであれば、ビットコインを使って手数料を抑えるのがよいでしょう。 

24時間365日取引・送金できる 

金融機関を介する場合は、営業時間内でしか通貨を取引・送金できません。しかし、個人間での取引が可能なビットコインなら、インターネットに接続できる環境がある限り、24時間365日、いつでも送金することが可能です。 

世界中で使える可能性がある

ビットコインのメリットとしては、世界中で使える可能性がある点も挙げられます。 

従来の通貨では、たとえ世界中に広く流通している米ドルであっても、どこの国でもそのまま使えるとは限りません。基本的には、現地の通貨へと両替する必要があります。 

対してビットコインは、ビットコインによる決済を導入している店舗・サービスであれば、両替せずに利用できる場合があります。ほかの暗号資産にも同じことがいえますが、ビットコインは広く利用されている暗号資産の一つです。 

資産分散の選択肢としても使える 

ビットコインは「通貨」として使える一方で、資産の分散先としても有効活用できます。株式や債券、為替などとは異なる値動きを見せる傾向にあるため、バランスよく分散させることで、特定の資産が大きく下落した際の損失を抑えることが可能です。 

また、過去には長期的に価格が上昇した局面もありますが、将来の値上がりが保証されているわけではありません。仕組みやリスクを理解したうえで、無理のない範囲で検討することが大切です。 

少額から投資を始めやすい 

投資と聞くと、まとまった資金がなくては始められないと思われるかもしれませんが、ビットコインは数百~数千円程度から購入可能です。少額からであれば、たとえ損失が出たとしても生活への影響は最小限に抑えられるので、投資の経験が少ない方でも安心して始められるでしょう。 

【関連記事:500円から始めるビットコイン投資:初心者向けに少額で学べる安心ステップガイド

ブロックチェーンにより透明性が高い 

ビットコインには「ブロックチェーン」という技術が用いられており、透明性の高い取引を行うことができます。 

ブロックチェーンとは、取引の記録をまとめた「ブロック」を、チェーン(鎖)のようにつなげて管理する技術のことです。新しい取引が発生すると、その情報が新しいブロックとして既存のチェーンに追加され、時系列順で記録されていきます。 

このブロックチェーン上の取引記録は、取引に参加しているすべてのユーザーのパソコンに分散保存されています。したがって、記録の改ざんを行うことが非常に難しいのです。 

また、取引記録は誰でも閲覧可能であるうえに、送信元・送信先のアドレスも確認できるようになっています。この透明性の高さも、ビットコインの強みだといえます。 

【関連記事:ブロックチェーンとは何か?ビットコインを支える革新的なデータ構造を理解する

発行上限があり希少性を期待しやすい 

実は、ビットコインの発行枚数は2,100万枚と上限が決められており、これ以上増えることがありません。そのため、発行量を増やせる法定通貨とは異なり、供給量に上限がある暗号資産として知られています。  

このような発行上限の仕組みから、ビットコインは希少性のある資産として注目を集めています。一方で、価格は需要や市場環境によって大きく変動するため、保有すれば必ず資産保全につながるわけではありません。 

ビットコインを検討する際は、発行上限や希少性といった特徴を理解したうえで、価格変動リスクも踏まえて判断することが大切です。 

ビットコインのデメリット 

通貨としてだけではなく投資先としても数々のメリットがあるビットコインですが、以下のデメリットがあることも把握しておきましょう。 

ビットコインのデメリット 

  • 価格変動(ボラティリティ)が大きい 

  • 秘密鍵の管理が重要 

  • ハッキングや詐欺の被害に遭う可能性がある 

  • 税制や確定申告が複雑になりやすい 

  • 法規制や市場環境の変化の影響を受ける 

  • 使用できる店舗やサービスがまだ限られている 

価格変動(ボラティリティ)が大きい 

ビットコインのデメリットとしては、価格変動の幅、いわゆる「ボラティリティ」が大きいことが挙げられます。 

ビットコインの価格は、需要と供給のバランスのほか、マクロ経済の状況や各国での法規制など、さまざまな要因の影響を受けて変動します。そのため、相場の動きを事前に予想することが難しく、また価格の急変も起きやすい傾向にあるのです。1日で10~20%以上価格が変動することもあり、購入・売却のタイミング次第では、大きな損害を被る可能性もあります。 

秘密鍵の管理が重要 

購入したビットコインは、「秘密鍵」で管理します。秘密鍵とは、ビットコインをデータとして管理するために生成された、ランダムな文字列のことです。この秘密鍵を紛失してしまうと、ビットコインの所有者がご自身であると証明できなくなり、取引も行えなくなってしまいます。 

銀行口座のパスワードは、忘れたとしても窓口で再発行してもらえますが、ビットコインの秘密鍵は復元することができません。そのため、ビットコインを購入した際には、ご自身で秘密鍵を厳重に管理する必要があります。 

ハッキングや詐欺の被害に遭う可能性がある 

ビットコインの取引はオンラインで行うため、ハッキングの被害に遭う可能性もあります。 

特に狙われやすいのが、ビットコインの売買が盛んに行われている取引所です。日本でも過去に、大手IT企業が運営する取引所がハッキングを受けて、約482億円相当のビットコインが流出するという事件が発生しました。 

また、ビットコインを管理するための秘密鍵を狙った詐欺も多発しています。偽のWebサイトやアプリ、またフィッシングメールを通じて、秘密鍵の情報や取引所へのログイン情報を盗もうとしてくるのです。 

十分なセキュリティ対策を実施している取引所を利用する、また不審なサイト・メールを見ないといった対策で、上記のリスクをある程度減らすことは可能です。しかし、被害に遭う可能性をゼロにすることは難しく、この点はデメリットであるといわざるを得ないでしょう。 

税制や確定申告が複雑になりやすい 

税金の計算が複雑で、確定申告で手間がかかる可能性がある点も、無視できないデメリットです。 

ビットコインの取引で得た利益は、原則として「雑所得」に分類され、給与所得などと合わせて税金を計算しなくてはなりません。 

また、暗号資産同士の取引、たとえばビットコインでほかの暗号資産を購入するといったケースでも、利益が出るのであれば課税の対象となります。 

取引のたびに損益を計算する必要があるうえに、その時々でレートが異なるため、確定申告の準備でも手間がかかると考えられます。 

【関連記事:ビットコインと税金:知っておくべき課税の仕組みと申告のポイント

法規制や市場環境の変化の影響を受ける 

ビットコインに対する世界各国の規制状況が、相場にも影響を与えます。特に、アメリカや中国といった世界経済の中心となる国の動向次第では、価格が急上昇することも、大きく下落することもあるでしょう。 

この点は、個人の範囲では対処しようがないことも多く、ビットコインに投資するうえでの大きなハードルだといえます。 

また、ビットコインの価格は、ほかの暗号資産の銘柄や、株式、不動産などの価格変動の影響も受けています。ビットコインの動向だけを追っていると、予期せぬ要因での大きな下落に対処できず、大きな損失が生じてしまうかもしれません。 

使用できる店舗やサービスがまだ限られている 

ビットコインで決済できる店舗やサービスは徐々に増えてきてはいますが、まだ広く浸透しているとはいえない状況です。生活のなかで法定通貨の代わりとして使うのは、まだ現実的ではないでしょう。 

現状は、場合によっては使用できる補完的な決済手段、あるいは株式や不動産のような投資対象として扱うのが堅実と考えられます。 

ビットコインの最新動向 

ビットコインを取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しています。ここでは、そうしたビットコインに関する最新動向を解説します。 

ビットコインの最新動向 

  • 決済よりも資産保有・運用目的の利用が中心になっている 

  • 現物ETFや機関投資家の参入が進んでいる 

  • デジタルゴールドとしての見方が広がっている 

決済よりも資産保有・運用目的の利用が中心になっている 

「暗号資産」として誕生したビットコインですが、現状は資産保有・運用を目的とした利用が中心となっています。2026年4月時点の実現時価総額(※)が、約144兆円にも達していることからも、資産としていかに注目されているかがわかるでしょう。 

また、次項でも触れますが、近年は機関投資家も次々とビットコインへの投資を始めており、資産運用を目的とした取引は今後もさらに活発になると推察されます。 

※ 現在の市場価格ではなく、最後に取引された際の価格をもとに計算される時価総額。ビットコインが実際にいくらで購入されているのかの推移を示す 

データ:当社「実現時価総額」  

現物ETFや機関投資家の参入が進んでいる 

今までビットコインのETF(※)は、先物取引に基づくものに限定されていましたが、2024年にはアメリカや香港で現物でのETFも承認されました。これによって、ビットコインを投資信託のように取引することが可能となり、年金基金や保険会社などの機関投資家も参入しやすくなりました。 

機関投資家が参入すると、投資対象の価格が安定化し、市場がさらに活発になるという見方があります。個人間での取引が中心で、急激な価格変動が多かったビットコインも、今後は市場構造が変化する可能性があります。 

※ 上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。上場しているため、リアルタイムで市場価格が変動し、株式のように売買することが可能 

【関連記事:ビットコインETF総まとめ:仕組み・種類・直接保有との違いを徹底解説

デジタルゴールドとしての見方が広がっている 

先にも説明した通り、ビットコインには発行枚数の上限が設けられており、市場への流入数が増えすぎて価値が下がる、というリスクが少ないと考えられています。これが、さながらゴールド(金)のようであると見なされて、いつごろからか「デジタルゴールド」とよばれるようにもなりました。 

ビットコインをデジタルゴールドと見なす考え方は、近年より一般的なものになりつつあります。資産運用が主な利用目的となり、機関投資家も参入し始めたのも、ここに理由があるといえます。 

ビットコインのメリットを活かすポイント 

ビットコインに投資する際は、以下の5つのポイントを意識することが重要であると考えられます。 

ビットコインのメリットを活かすポイント 

  • 余剰資金で少額から始める 

  • 長期保有も検討する 

  • 国内の取引所を選ぶ 

  • ご自身に合った保管方法を選ぶ 

  • メリットだけでなくリスクがあることも理解する 

余剰資金で少額から始める 

ビットコインに投資する際は、余剰資金を使うことが重要となります。 

ここまでにも説明してきた通り、ビットコインの価格は瞬間的に大きく変動することがあり、状況を見誤った際の損失が甚大になるおそれがあります。しかし、余剰資金での投資であれば、万が一損失が生じた際にも、生活に出る影響を最小限に抑えられるでしょう。 

また、いきなり大金を投資するのではなく、少額から始めることも大切なポイントです。無理のない範囲で少しずつビットコインを購入し、段階的に保有数を増やしていけば、リスクを抑えながら長期的な資産形成を検討しやすくなります。 

【関連記事:500円から始めるビットコイン投資:初心者向けに少額で学べる安心ステップガイド

長期保有も検討する 

ビットコインは、短期的な売買だけでなく、購入した後に長期保有するという考え方もあります。短期的には価格の上下が大きいものの、過去には長期的に価格が上昇した局面もあり、長期保有を検討する人もいます。 

ただし、ビットコインの価格が今後も上昇し続けるとは限りません。市場環境や規制、需給バランスなどによって大きく変動する可能性があるため、長期保有であってもリスクを理解しておくことが大切です。 

長期保有の場合、日々の値動きを細かく追い続ける必要は少なくなりますが、完全に放置してよいわけではありません。保有状況や相場環境、税金、セキュリティ管理などを定期的に確認しながら、自身の目的やリスク許容度に合わせて判断しましょう。 

国内の取引所を選ぶ 

ビットコインの売買を行う取引所は、国内のサービスかつ金融庁に登録されているところを選ぶのがよいでしょう。資産管理やセキュリティ対策などが厳しい基準で実施されており、ハッキングのような万が一のトラブルが生じる可能性が低いと考えられるためです。 

ご自身に合った保管方法を選ぶ 

ビットコインを保管する方法としては、主に以下の2種類があります。 

ビットコインの保管方法 

管理方式

概要

カストディ型

  • 取引所などの外部サービスに秘密鍵の管理を依頼する

  • 秘密鍵について詳しくなくともビットコインを管理できる

自主管理型

  • ユーザーが所有する「ウォレット」で秘密鍵を管理する

  • 外部サービスでトラブルが生じても影響を受けない

カストディ型は、取引所に秘密鍵の管理を任せられるので、秘密鍵についての知識がなくともビットコインを管理できるのが利点です。しかし、その取引所で何かトラブルが生じた場合には、ご自身のビットコインが失われる危険性もあります。 

対して、自主管理型ではユーザー自身で秘密鍵を管理するため、取引所が原因でビットコインを失うことはありません。しかし、暗号資産や秘密鍵についての知識を、ご自身で身につける必要があります。また、ご自身の管理体制に問題があると、秘密鍵を紛失してしまうというリスクもついてまわります。 

秘密鍵を適切に管理する自信がないならカストディ型を、暗号資産についてある程度知識があり、自由に管理したいのであれば自主管理型を選ぶのがよいでしょう。 

ホットウォレットとコールドウォレットの違い 

自主管理型で用いるウォレットには、「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類が存在します。 

ホットウォレットとは、インターネットに常時接続しているウォレットのことです。独自のWebサーバー上で秘密鍵を保管するWebウォレットや、スマートフォン上で管理するモバイルウォレットなどが、これに該当します。 

インターネットに接続しているため、好きなタイミングで取引を行えるのが利点です。しかし、外部からのハッキングやウイルス感染によって、ビットコインが流出してしまう可能性がある点には注意しなくてはなりません。 

対して、インターネットに接続せずに秘密鍵を保管できるのが、コールドウォレットです。代表的なものとしては、専用のデバイスやUSBなどを用いるハードウェアウォレットや、秘密鍵の情報を紙に書き出して記録するペーパーウォレットなどが挙げられます。 

インターネットから隔離されているので、ハッキングやウイルス感染の被害に遭うことがありません。その一方で、物理的に紛失してしまう可能性はあるため、ご自身でしっかりとウォレットを管理する必要があります。また、取引の際に都度インターネットにつなげなくてはならないので、高頻度で取引を行いたい場合には適していないと考えられます。  

【関連記事:ビットコインウォレットとは|種類、選び方、セキュリティ対策を徹底解説

メリットだけでなくリスクがあることも理解する 

ビットコインの運用は利益につながる可能性があります。しかし、そうしたメリットだけではなく、取引に伴うリスクがあることも考慮する必要があります。 

また、これまで長期的には上昇してきたビットコインの価格が、この先も同じように上昇するとは限りません。世界情勢やマクロ経済の状況次第では、価格が下落したまま回復しないという可能性もあります。 

ビットコインに投資する際は、このようなリスクがあることもしっかりと理解することが大切です。 

ビットコインの購入や運用を行う流れ 

ここまでの説明を聞いて「実際にビットコインを買ってみたい」と思われた方もいらっしゃるでしょう。そこで本項では、ビットコインを購入し運用する際の流れを解説します。 

ビットコインの購入や運用を行う流れ 

  • STEP1:取引所で口座開設する 

  • STEP2:日本円の入金を行う 

  • STEP3:ビットコインを購入する 

  • STEP4:保管方法を決める 

STEP1:取引所で口座開設する 

まずは、ビットコインを購入する取引所でアカウントを作成し、口座を開設します。 

多くの取引所では、公式サイトまたはアプリを通じてアカウントの作成が可能です。その際は、登録するメールアドレスと設定するパスワードが必要となります。 

アカウントの作成が完了したら、次に本人確認を行いましょう。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を、郵送、あるいは公式サイト・アプリ上から送信し、さらに氏名や生年月日などのユーザー情報を登録します。その後審査が完了したら、口座開設は完了です。 

STEP2:日本円の入金を行う 

口座を開設したら、ビットコインを購入するための日本円を入金します。利用する取引所にもよりますが、入金の方法には主に以下の3種類があります。 

入金方法 

  • 銀行振込:銀行口座の残高から入金する 

  • コンビニ入金:全国のコンビニエンスストアから入金する 

  • クイック入金:決済アプリを使ってパソコンやスマートフォンから入金する 

銀行振込は入金手数料が発生しない(銀行側の振込手数料は別途発生)ため、費用負担を抑えたい場合に適した方法の一つです。 

一方で、コンビニ入金やクイック入金は、銀行の営業時間外でも利用できるうえに、原則として24時間リアルタイムで即座に入金が反映されます。相場の変動に合わせてすぐにビットコインを購入したい場合には、これらの方法で入金するのがよいと考えられます。 

STEP3:ビットコインを購入する 

口座への入金が完了したら、ビットコインの購入が可能となります。 

多くの取引所は「販売所での購入」「取引所での購入」「積立購入」の3つの方法を提供しています。それぞれの方法の詳細は以下の通りです。 

販売所での購入 

販売所とは、取引所を運営する会社から直接ビットコインを購入する方法です。難しい操作が不要で、簡単にビットコインを買えるのが利点です。 

一方で、購入価格が実際のビットコインの価格よりも少し割高に設定されているため、取引所でほかのユーザーと売買するよりも、費用負担は大きくなります。 

販売所での購入は、一般的に以下の流れで行われます。 

購入の流れ(アプリを利用する想定) 

  • アプリを開き「販売所」を選択する 

  • 銘柄の一覧から「ビットコイン」を選択する 

  • 「購入」ボタンを押す 

  • 購入する金額を入力する 

  • 入力した金額を最後に確認し、購入を確定する 

細かな操作の流れやアプリ上の表記などは運営会社ごとに異なるため、実際の購入手順は別途ご確認ください。

取引所での購入 

取引所では、ユーザー同士でビットコインの売買を行います。ビットコインの価格が販売所ほど高く設定されることは少なく、また手数料も抑えられているため、費用負担をかけずに取引できます。 

しかし、ユーザー間でやりとりする都合上、条件が合わなければ取引は成立しません。また、購入価格を設定したり注文方法を使い分けたりなど、専門的な知識が求められる場面が多いのも難点です。 

なお、ユーザー間での取引には、成行注文と指値注文の2種類の注文方法があります。 

成行注文は、そのときの市場価格で即座に取引を成立させる注文方法で、以下の流れでビットコインを購入します。 

成行注文での購入の流れ(アプリを利用する想定) 

  • アプリを開き「取引所」を選択する 

  • 銘柄の一覧から「ビットコイン」を選択する 

  • 注文方法から「成行注文」を選択し、購入する受け取り数量・金額を入力する 

  • 入力した金額を最後に確認し、購入を確定する

市場価格を指定しないためスピーディーに取引できる点が、成行注文のメリットです。ただし、相場が急変動している場合には、想定よりも高い価格でビットコインを購入してしまう可能性があります。 

対して、指値注文では「ビットコインが○○円になったら購入する」といったふうに、ビットコインを購入する際の市場価格を事前に指定します。 

指値注文での購入の流れ(アプリを利用する想定) 

  • アプリを開き「取引所」を選択する 

  • 銘柄の一覧から「ビットコイン」を選択する 

  • 注文方法から「指値注文」を選択する 

  • 購入する際の市場価格と、実際の受け取り数量・購入金額を入力する 

  • 入力した受け取り数量・金額を最後に確認し、注文を完了する 

  • ビットコインの相場が変動し指定した市場価格になると、購入が完了する 

取引さえ成立すれば、必ず希望する市場価格でビットコインを購入できるので、相場の変動を常にチェックしておく必要がありません。しかし、ビットコインが指定した市場価格にならなければ、取引はいつまでも成立しないため、購入するチャンスを逃してしまうこともあります。 

積立購入 

積立購入とは、毎週・毎月といったスパンで、決まった金額分のビットコインを自動で購入する方法です。長期的に安定した資産を形成したい場合に適しています。 

取引所によって詳細は異なりますが、一般的には以下の流れで積立購入を始められます。 

積立購入の流れ(アプリを利用する想定) 

  • アプリを開き「積立」を選択する 

  • 銘柄の一覧から「ビットコイン」を選択する 

  • 積立金額と積立の頻度を決定する 

  • 最後に内容を確認し、設定を完了する 

設定後は決まったタイミングに自動で購入が行われるため、運用の手間もかかりません。 

STEP4:保管方法を決める 

最後に、購入したビットコインの保管方法を決めましょう。 

すでにご説明した通り、ビットコインの保管方法にはいくつかの種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。 

ビットコインの保管方法の比較 

保管方法 

メリット 

デメリット 

カストディ型 

ご自身でビットコインを管理する手間が省ける 

利用している取引所にトラブルが発生すると、ビットコインが失われるリスクがある 

自主管理型 

取引所が原因でビットコインが失われることはない 

暗号資産や秘密鍵の仕組みについての知識が必要となる 

 

ホットウォレット 

インターネットに常時接続しているため、スピーディーに取引できる 

ハッキングやウイルス感染のリスクがある 

コールドウォレット 

インターネットから隔離されているので、ハッキングやウイルス感染の心配がない 

取引のたびにインターネットに接続する必要があり、手間がかかる 

ビットコインの運用においてご自身が何を優先されるかを整理し、ご自身に合った保管方法を選ぶことが大切です。  

ビットコインに関するよくある質問 

最後に、ビットコインに関するよくある質問にお答えします。 

ビットコインに関するよくある質問 

  • Q1:ビットコインの最大のメリットは何ですか 

  • Q2:ビットコインへの投資は少額でも始められますか 

  • Q3:ビットコインは決済にも使えますか 

  • Q4:初心者は販売所と取引所のどちらを選ぶべきですか 

Q1:ビットコインの最大のメリットは何ですか 

通貨としてのビットコインのメリットは、金融機関を介さずに取引が行える点にあります。24時間365日いつでも取引できるうえに、海外へ送金する際の手数料も抑えられます。 

投資の対象として見た場合には、希少性の高さが大きなメリットだといえるでしょう。 

ビットコインは発行上限が決まっており、発行量が増えすぎて価値が下がる、というリスクが少ないと考えられています。発行以来、価格は大きく変動してきました。 

Q2:ビットコインへの投資は少額でも始められますか 

ビットコインは数百~数千円から購入することが可能です。そのため、まとまった資金がなくとも投資を始められます。 

少額から投資を始めれば、たとえ損失が出たとしても生活に大きな影響を与える可能性は少ないと考えられます。 

Q3:ビットコインは決済にも使えますか 

日本では、一部の家電量販店や飲食店、またオンラインストアなどで、ビットコインによる決済が可能です。海外にもビットコインで決済できる店舗やサービスはあるため、旅行の際に、現地通貨へ両替しなくとも支払いを済ませられる可能性があります。 

とはいえ、ビットコインによる決済は広く普及しているわけではありません。どこでも使えるという状況ではないので、あくまでも補助的な決済手段として捉えておきましょう。 

Q4:初心者は販売所と取引所のどちらを選ぶべきですか 

ビットコインの取引が初めての方にとって、販売所での購入は分かりやすい選択肢の一つです。取引にかかる費用は高いものの、仕組みがシンプルで操作が難しくないので、初心者でも簡単にビットコインを購入できるためです。 

対して取引所は、ビットコインをユーザー間で直接売買するため、手数料が安い傾向にあります。しかし、価格の設定や注文方法などをご自身で決める必要があり、操作も複雑です。そのため、ビットコイン取引のノウハウが身についてから利用するのがよいでしょう。 

ビットコインのメリットとしては、金融機関を介さずに取引が可能で、資産分散の選択肢としても使える点が挙げられる 

ビットコインのメリットとしては、金融機関を介さずに取引できる点や、希少性が高く、資産分散の選択肢としても有用である点などが挙げられます。その一方で、ボラティリティが大きい、またハッキングや秘密鍵の紛失によって失われる可能性がある、といったデメリットがあることも事実です。特に投資先としてビットコインを選ぶ際は、こうしたメリット・デメリットをしっかりと把握することが重要となります。 

「ビットコインについてもっと詳しく知りたい」「ビットコイン投資を始めたい」と考えられている方は、ぜひビットコインジャパンのニュースレターをご登録ください。初心者から機関投資家に向けて、ビットコインの最新ニュースや役立つ情報を幅広く発信していきます。 

私たちビットコインジャパンは、日本中の誰もがビットコインを自由に使いこなせる社会をつくることを目指しています。そのために、個人や企業のみなさんに向けた学習プログラムや、新しい活用のためのアイデアを提供していますので、ぜひご覧ください。 

ビットコインジャパン™(BITCOIN JAPAN™)

ビットコインジャパン™(Bitcoin Japan™)

ビットコインジャパン™(Bitcoin Japan™)

ビットコインジャパン™(Bitcoin Japan™)は、メタプラネットが運営する日本発のビットコイン特化型メディア兼データプラットフォーム。オンチェーン分析や市場データ、基礎知識コンテンツを日本語で提供し、初心者からプロまで幅広い読者に向けて、ビットコインデータの理解と活用を支援する。

ビットコインジャパン™(Bitcoin Japan™) のすべての投稿を見る
最新情報を入手!

新しいブログ投稿をあなたの受信箱に配信するために購読してください