ビットコインの“現在地”を分析するチャート全13種「Bitcoin.jp Data」が公開!

ビットコインの“現在地”を分析するチャート全13種「Bitcoin.jp Data」が公開!

Bitcoin Japan
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ビットコインの市場を深く読もうとすると、必ずぶつかる壁がある。分析に必要なデータのほとんどが英語でしか閲覧できないという問題だ。その結果、多くの投資家は「価格」以上の情報にアクセスできない。

GlassnodeやCryptoQuantをはじめ、世界水準のオンチェーン分析プラットフォームは複数存在する。しかし、いずれも日本語で体系的に提供されている例は限られている。Bitcoin.jpはそのなかからCheckOnChainとタッグを組み、全13種のチャートを日本語で閲覧できる環境を実現した。現時点でこれほどの規模と品質を備えた日本語のビットコイン分析チャートをまとめて提供しているサイトは国内でも類を見ず、個人投資家にとっては極めて頼りになる存在と言える。


13のチャートで何がわかるのか?

チャートは「市場概況」「オンチェーン」「供給量」「デリバティブ」「ETF」の5カテゴリーに整理されている。

市場概況(3チャート)

オンチェーン価格バンド

コインタイム価格、均衡価格、デルタ価格、真の平均価格、実現価格、ヴォールト(保管ベース)価格、そして、MVRV±標準偏差のバンドを重ねた多層的な価格モデル。現在の価格が過去のオンチェーンデータと比較して、どの水準にあるのかを視覚的に把握できる。


メイヤー・マルチプル

200日移動平均線に対して現在の価格が何倍かを示す指標。歴史的に2.4倍以上は過熱域、0.8倍以下は割安域とされており、サイクルの位置を大局的にとらえるのに有効。

実現時価総額

全ビットコインを最後に動いた際の価格で評価した総時価総額(実現時価総額)に加え、サーモキャップ、純実現利益・損失を確認できる。市場参加者のコストベースと現在価格の乖離を把握するうえで欠かせない指標。


オンチェーン(4チャート)

MVRV Zスコア

時価総額と実現時価総額の乖離を標準化したスコア。過去のサイクルでは、Zスコアが高水準に達した局面が市場の天井と重なることが多い。現在の位置は標準偏差の範囲内に収まっており、過去の天井圏と比較しながら読めるチャートだ。


含み益の供給量

現在のビットコイン供給量のうち、含み益を抱えているコインの割合を示す。強気相場では90%超、弱気相場の底では50%前後まで低下する傾向がある。


STH-MVRV(短期保有者MVRV)

155日以内に取得されたコイン(短期保有者)のみを対象としたMVRV指標。短期的な過熱・売り圧の発生タイミングを読む際に特に有効。


STH-SOPR(短期保有者SOPR)

SOPR(Spent Output Profit Ratio)の短期保有者版。1.0を割り込むと短期保有者が平均的に損切りしていることを示し、相場の転換点を探る手がかりとなる。


供給量(3チャート)

LTH/STH内訳

長期保有者(155日超)と短期保有者(155日以内)が保有するビットコインの割合を積み上げグラフで表示。強気サイクルの後半には短期保有者の比率が上昇し、天井圏での分布を示すことが多い。


HODLウェーブ

取得からの保有期間別(24時間〜15年以上)に供給量を層別表示した、サイクルの鳥瞰図とも呼べるチャート。強気相場では若い層(短期保有)が拡大し、蓄積フェーズでは古いコインの割合が増加するパターンが読み取れる。


復活供給量

長期間動いていなかったコインが再び動き出した量を、年齢別に分解して表示(14日EMA)。長期保有者が売却に動く局面をとらえる指標で、サイクルの天井圏でスパイクしやすい。


デリバティブ(2チャート)

ファンディングレート

無期限先物の資金調達率。プラスが続く局面はロング過多、マイナス転化はショート優勢を示す。極端な偏りが生じた後に反転するパターンが多く、過熱・調整を判断する際に有効。


建玉(未決済建玉)

CME、Binance、OKX、Bybitなど主要取引所別の未決済建玉を日本円建てで表示。建玉の急増は価格の大きな動きの予兆となることがある。


ETF(1チャート)

ETFフロー

GBTC、IBIT、FBTC、ARKBといった米国の現物ビットコインETF(上場投資信託)への週間資金フローを日本円建てで確認できる。2024年1月のETF承認以降の資金動向が一目でわかり、機関投資家の動向を読むうえで重要な指標。


「日本語でここまで」の意味

これらの指標はいずれも、英語圏では一般的に議論されているものだ。しかし日本語で、かつ価格軸を日本円建てで閲覧できるサービスは限られていた。

Bitcoin.jpのチャートページは、データプロバイダーであるCheckOnChainのオンチェーンデータ提供を受け、国内ユーザーが使いやすいかたちに整備されている。指標の理解や分析に英語の壁を感じていたユーザーにとっては、実質的な「情報アクセスの民主化」と言える。

Bitcoin.jp DATA」は、ビットコインのサイクルをデータを通して分析したいなら、まず一度ブックマークしておく価値のあるページだ。どこから見ればよいかわからない場合は、まず「オンチェーン価格バンド」や「MVRV Zスコア」から確認すると、現在の相場状況を把握しやすい。

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